TF古生物模型展示室とは
ここは、
「恐竜模型展示室」主催・ふらぎと 「AEG自然史博物館」主催藤森英二による 古生物立体復元模型の展示室です。 基本的に不定期に行われる統一テーマのもと、皆様からお送り頂いた復元模型を紹介しています。 尚、公共性の高い内容であるため、本ブログの主旨にそぐわない内容や、他人への中傷ととれるコメントは警告なしに削除いたしますので、ご理解下さい。 イラスト提供アクアプラント カテゴリ
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田辺高憲「レプティクティディウム」作品の名称:レプティクティディウム 生物の学名:Leptictidium sp. 大きさ:約16cm 材質:スーパースカルピー アピールポイント:長いしっぽに短い前肢がチャームポイント のレプティクティディウムです。 カンガルーやトビネズミを連想してピョンピョン跳ね回ってい たというイメージを持ちますが実際には恐竜よろしく二本足で 走り回っていたようです。 図鑑に載ってた絵がアフターマンっぽくて素敵というしょうも ない動機で造り始めたので鼻先やら耳やら相当嘘っぽいですが そのB級感も味わいがあっていいのでしょうかなどど適当なこ とを言ってみます。 写真は野外で撮ったんですが、実際の大きさは60センチくら いの生物なので全然スケールがあってないわけですがその辺も 雰囲気重視で。 #
by tf-paleo
| 2009-06-01 09:06
| 絶滅哺乳類大会
山本 芳和「アルシノイテリウム」作品の名称 アルシノイテリウム 生物の学名 Arsinoitherium zitteli 大きさ 320mm 材質 スーパースカルピー、プリモ、エポキシパテ、ラドール等 国立科学博物館の復元骨格、徳川様から頂いた骨格図を参考に制作。 復元骨格と骨格図ではかなりプロポーションが違うため、雛形で両方試してどちらかと言えば自然に見える骨格図に近い形で制作しました。 骨盤の形がよく解らなかったため、後肢の筋肉の付き方で最後まで悩みましたが、結局分からずじまい、、勉強不足です。 制作に当たり、ご意見、励ましのお言葉を沢山頂けました、本当にありがとうございます。 #
by tf-paleo
| 2009-06-01 09:05
| 絶滅哺乳類大会
近 洋二「ベヘモトプス」名称 ベヘモトプス 学名 Behemotops katsuiei 大きさ 頭尾長 約25cm (1/12) 材質 エポキシパテ 骨ですが御容赦を。 犬塚さんの「Postcranial Skeletons of Behemotops katsuiei(Mammalia:Desmostylia)」のAMP22とAMP24標本を基本にし、足りない所は「The Stanford Skeleton of Paleoparadoxia(Mammalia:Desmosyylia)」のPaleoparadoxia(UCMP 81302)との同一部位を比較参照のうえ修正して加えて造りました。頭骨と下顎骨は「足寄動物化石博物館」の展示を参考にしてあります。 博物館展示品を縮小するのではなく、全身骨格が見つかり自分で組み立てたと想像して、犬塚復元に私なりの解釈を加えて組み立てました。骨格模型はパーツ数が多くて疲れますが、組み立てる課程は楽しいです。 #
by tf-paleo
| 2009-06-01 08:59
| 絶滅哺乳類大会
徳川広和「アショロア」作品名 アショロア 学名 Ashoroa laticosta 大きさ 約25cm(縮尺1/6) 材質 ファンド(石粉粘土) アショロアはデスモスチルス科に属し、デスモスチルスの祖先と考えられています。デスモスチルスに比べ、頭部が小さく、また胴体部も長いです。姿勢に関しては従来のデスモスチルスよりもすこし体を高めに持ち上げた状態に、また口からはみ出すように表現される事の多い前歯部は、この作品では口を閉じた状態では見えないようにしています。これは、他の相当長い前歯・犬歯をもつ哺乳類でも普段は唇に隠れている事を参考にしました。 資料としては、デスモスチルスの研究で著名な犬塚則久先生の著作と、北海道大学総合博物館で撮影した全身組立て骨格を参考にしましたが、静止姿勢復元でさえ難しい束柱目で、歩行時の姿の再現に挑戦したのでいろいろと上手く纏まらなかった部分もあります。 *追記 その後、アショロアに関しては新復元が 発表されたので、この復元も早速旧復元という事に、、、。 ま、これも古生物復元の面白さです。新復元にも いずれ挑戦したいところです(2009.12)。 #
by tf-paleo
| 2009-06-01 00:44
| 絶滅哺乳類大会
徳川広和「デイノテリウム」作品名 デイノテリウム 学名 Deinotherium sp. 大きさ 肩高20cm(縮尺1/20) 材質 ファンド もう数年前の作品で、すでに私のサイトでも紹介済みなのですが、他の参加者も造られなかったし作品数は多いほうが良いかと思い、こちらでも紹介させて頂きます。本格的に造った最初の絶滅哺乳類なので、まだ造形的に慣れていない感がありますね。象の仲間の復元といえば、何といってもまず鼻をどうするかなのですが、長さは頭を下げて鼻先が地面につく程度にしています。デイノテリウムは首も比較的長く、また頭骨も現生の象やマンモス等を含むゾウ亜目と違い前後に長めの形状なので、鼻の長さは現生の象にくらべ若干短めでも地面に届くかと考えました。鼻先の形状や耳の大きさは全くの想像です。 この作品の製作には、国立科学博物館に展示されている全身骨格を参考にしました。研究者に伺ったところ、科博の標本はデイノテリウムの中でもかなり質の良いものだと言う事ですので、これからデイノテリウムの復元に挑戦されるという方は、是非参考にされると良いかと。 #
by tf-paleo
| 2009-06-01 00:40
| 絶滅哺乳類大会
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