TF古生物模型展示室とは
ここは、
「恐竜模型展示室」主催・ふらぎと 「AEG自然史博物館」主催藤森英二による 古生物立体復元模型の展示室です。 基本的に不定期に行われる統一テーマのもと、皆様からお送り頂いた復元模型を紹介しています。 尚、公共性の高い内容であるため、本ブログの主旨にそぐわない内容や、他人への中傷ととれるコメントは警告なしに削除いたしますので、ご理解下さい。 イラスト提供アクアプラント カテゴリ
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山本 芳和 「アウストロフィロレピス」作品名 アウストロフィロレピス 学名 Austrophyllolepis 大きさ 約29cm 材質 スーパースカルピー、プリモ、タミヤアクリル クラスパーがあった事が分かっているので雄の個体として制作しました 主な資料 ・GAVIN C. YOUNG An articulated phyllolepid fish (Placodermi) from the Devonian of central Australia: implications for non-marine connections with the Old Red Sandstone continent ・Robert K. Carr, Zerina Johanson, and Alex Ritchie The Phyllolepid Placoderm Cowralepis mclachlani: Insights into the Evolution of Feeding Mechanisms in Jawed Vertebrates ・GAVIN C. YOUNG NEW PHYLLOLEPIDS (PLACODERM FISHES) FROM THE MIDDLE-LATE DEVONIAN OF SOUTHEASTERN AUSTRALIA 「THE RISE OF FISHES」 John A. Long 「Early Vertebrates」Philippe Janvier 新魚類解剖図鑑 木村清志 大須賀友一 週刊朝日百科「動物たちの地球」 世界サメ図鑑 スティーブ・パーカー サメのおちんちんはふたつ 仲谷一宏 制作後に発見した資料 GAVIN C. YOUNG1* and JOHN A. LONG Phyllolepid placoderm fish remains from the Devonian Aztec Siltstone, southern Victoria Land, Antarctica 先にこれを見つけていれば、、、 デボン紀の魚類についての予備知識が全く無く、何を作ってよいのかさえ分からなかったため「生命の海科学館」の学芸員様にネタ選定の段階で大変お世話になりました。また、制作の途中で「豊橋市自然史博物館」の学芸員様にも相談に乗って頂きました。おかげさまで何とか完成させる事が出来ました、有り難うございます。 #
by tf-paleo
| 2011-01-03 21:31
| 絶滅魚類大会
山本浩司 「ボスリオレピス」作品の名称 ボスリオレピス 学名 Bothriolepis sp. 作品の大きさ 30cm 材質 ファンド、スカルピー 下向きの口、上向きの目、平べったいボディなどから、底生魚だろうと思います。底生の魚の体色は水底の地面にあって目立たないものが多いので、そういった魚を参考にしました。なんとなく泳ぐのが下手そうな感じがします。流れに逆らって泳ぐのはにがてで、潮の流れが速いときは関節のあるひれみたいなものを岩などにひっかけてひたすら耐える感じでしょうか。このひれのようなものは、うしろから大きな魚にのまれたとき(のまれそうなとき)左右に開くことで危機を回避できたかも知れません。 主な資料 「Early Vertebrates」 Philippe Janvier #
by tf-paleo
| 2011-01-03 21:26
| 絶滅魚類大会
あおむらさき「ティタニクティス」作品名 ティタニクティス 学名 Titanichthys サイズ 26センチ(20~25分の1) 材質 ラ・ドール&ファンド 今回、参考資料はほぼネットの検索だけです。化石の写真や川崎悟司氏のイラストなどを参考にしました。だいぶ前に買った「なぞと不思議の生物史」(金子隆一著 同文書院)という本でティタニクティスのイラストを見たことがありその本を引っ張り出して確認してみたところ、化石の形とはかなり雰囲気が違うみたいだったので、イラストとしては印象に残っていたのですが、あまり参考にはしませんでした。 主な資料 http://www.bhigr.com/store/product.php?productid=303 http://www.flickr.com/photos/79129236@N00/3611783913/ http://www.geocities.co.jp/NatureLand/5218/thitanikuthisu.html http://ru.wikipedia.org/wiki/%D0%A4%D0%B0%D0%B9%D0%BB:Titanichthys10.jpg #
by tf-paleo
| 2011-01-03 21:22
| 絶滅魚類大会
オルドビス・サンショ「ヘミキクラスピス」作品 ヘミキクラスピス 学名 Hemicyclaspis サイズ 全長約22cm高さ5cm幅10.5cm ベース 14cm×10cm×7.5cm 材質1(原型):ラドール、ファンド、エポキシパテ 材質2(複製品):本体及びベース=レジンキャスト 眼球部クリスタルレジン+特殊フィルム。 尚、胸鰭、尾鰭は分割。 甲冑魚の特徴を生かし、深いモールドを実施、眼球部瞳孔は底性魚独自の三日月型を採用。塗装はブラッシングで数色を吹き付けマダラ模様を再現。 主な資料 http://evolbiol.ru/_agnatha.htm http://mygeologypage.ucdavis.edu/cowen/historyoflife/ch07images.html #
by tf-paleo
| 2011-01-03 21:06
| 絶滅魚類大会
オルドビス・スタージョン 「ケイロレピス」作品 ケイロレピス 学名 Cheirolepis サイズ:全長約27cm高さ9cm幅9cm ベース:20cm×9cm×14cm 材質1(原型):ファンド、エポキシパテ 材質2(複製品):本体及びベース=レジンキャスト 眼球部クリスタルレジン+特殊フィルム。 尚、上あご、下あご、胸鰭、腹鰭は分割。 ケイロレピスはデボン紀の魚類に於いて硬骨魚類の祖先となる背骨を持った最初の魚であり、強力な顎、胸鰭、腹鰭等もそれまで外皮に頼った板皮類などの甲冑魚と違い力強い泳ぎに適したものであり、これまでに立体化される事が少なかったため、製作いたしました。 尚、今回の作品は頭骨の縫合部、鱗、鰭などは復元図を元に再現しています。眼球はフィルムを何重にも重ね、ブラック・オパール色を設定、個性化を図りクリスタルレジンにて作成しています。塗装は古代魚イメージ+現生渓流魚+寅柄を取り入れ質感重視のためクリアーを最後に吹かず磨きで仕上げています。 参考にした復元図及び画像 http://paleopedia.free.fr/Actinopterygien_classification.html #
by tf-paleo
| 2011-01-03 20:37
| 絶滅魚類大会
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