古生物復元模型大会ブログ。ロゴイラスト(ダンクレオステウス)は守亜和由紀さんによるものです。
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TF古生物模型展示室とは
ここは、
「恐竜模型展示室」主催・ふらぎと
「AEG自然史博物館」主催藤森英二による
古生物立体復元模型の展示室です。
基本的に不定期に行われる統一テーマのもと、皆様からお送り頂いた復元模型を紹介しています。

尚、公共性の高い内容であるため、本ブログの主旨にそぐわない内容や、他人への中傷ととれるコメントは警告なしに削除いたしますので、ご理解下さい。

イラスト提供アクアプラント
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カテゴリ:絶滅哺乳類大会( 19 )

「絶滅哺乳類大会」開催です

お待たせいたしました。
徳川・藤森企画による「第2回・古生物立体復元模型大会 」
絶滅哺乳類大会<暁新世~中新世限定>
参加作品の発表です。

ペルム紀の次ということで、ジュラ紀や白亜紀を予想(あるいは期待)していた方もおられたようですが、このような企画となりました。
実は当初から「作品集まらなかったらどうしよう」という不安もあったのですが、
結果的に私どもを含め11名による16作品のエントリーとなりました。
特に賞品も何もない中、ご参加本当にありがとうございました。

さて、参加された方もそうでない方も、ぜひ沢山のコメントをお寄せ下さい。
一緒に太古の旅にでかけましょう!
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by tf-paleo | 2009-06-18 23:15 | 絶滅哺乳類大会

藤森英二「エピガウルス」

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エピガウルス
学名:Epigaulus sp.
材料:ファンド
スケール:1/10
大きさ:約3.5cm(上半身のみ)

 角のあるリスとして有名な(?)、エピガウルスです。何となくプレーリードッグっぽく表現される例が多いのですが、頭部(特に顎)の骨格や筋肉は、むしろ現代のヤマビーバーに近いそうなので、その辺りを意識はしています。ただそれが表面に出ているかどうかは、微妙ですね。体毛のモールドは、金属ヤスリの削り目を利用しています。
 大きな爪から、巣穴を掘ったと言われていますので、それを再現すべく上半身のみとしました。決して下半身まで作るのが面倒だった、とかいう事ではありません(いや、多分)。
 尚、この生物には別の属名を当てる場合もあるようですが、今回はEpigaulus sp.で。
 
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by tf-paleo | 2009-06-01 09:13 | 絶滅哺乳類大会

藤森英二「カリコテリウム」

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カリコテリウム
学名:Chalicotherium sp.
材料:ファンド
スケール:1/10
大きさ:肩の高さ約16cm

 奇妙な前肢で有名な(?)、カリコテリウムです。系統的にはウマやバクに近いということで、特に顔付きなどはそれらを意識しています。
 さて、問題の前肢ですが、大きな勾爪も含め、高所の枝をたぐり寄せたり、時にはバキッと折ったという役割を想定してみました。それを視覚的に表現するため、ディオラマ風にしています。
 地面もほぼファンド。草はほうきの先と紙紐から。木については、幹は庭先に落ちていた実際の枝、更に本物の小枝を介し、針金にモデリングペーストと紙紐で凹凸を付けたものに、やはり紙紐を伸ばして作った葉をつなげています。
 もともと短い毛に覆われていたと考え、長い毛の表現になってしまうモールドは極力避け、金属製の小型やすりの削り目をそのまま利用してみました(この方法はエピガウルスの方ではっきりご覧頂けるかと)。
 但し塗装は失敗。いつものようにアクリル絵具の負で塗りですが、黄色味が余りに強いのと、各色の境界線がハッキリし過ぎたことで、生物として「ウソっぽい」感じが拭えませんね。個人的に手直ししたいところです。
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by tf-paleo | 2009-06-01 09:12 | 絶滅哺乳類大会

あおむらさき「エンボロテリウム」

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名称 エンボロテリウム
学名 Embolotherium (奇蹄目ブロントテリウム科)
大きさ 頭尾長 約22.5センチ
材質 ラ・ドールでだいたいの形を作って、表面のディテールはファンドでつけています。

今回のエンボロテリウムは体毛を有りにしようか、無しにしようかちょっと迷ったのですが、首の上のほうと
わき腹にだけ毛が生えているという、すこし中途半端な感じにしてみました。
最近、本で見たスマトラサイの写真がヒントになっています。

あおむらさきプロダクトという個人サークルで、ワン・フェスに参加したりしています。
徳川さんとはワン・フェスの会場で1~2回お会いしたことがあると思います。
以前は古生物のキットも作っていたのですが、最近はカメやネコ、ウサギなとの模型を作って売っています。
今回ひさしぶりに古生物の造型をしました。
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by tf-paleo | 2009-06-01 09:10 | 絶滅哺乳類大会

山本浩司「ダエオドン」

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作品名:ダエオドン
学名:Daeodon
大きさ:29cm
材質:スカルピー、ドールヘア
アピールポイント:猪豚亜目エンテロドン科だそうです。頬やあごにへんなでっぱりがある、特徴的な顔をしています。丈夫そうな歯は、いちばんがんばって作ったところです。咬み合わせがうまくいくように作ってあります。ちなみに後ろからのアングルによりオスであることがわかります。
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by tf-paleo | 2009-06-01 09:10 | 絶滅哺乳類大会

新村龍也「パキケタス」

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作品の名称:パキケタス

生物の学名:Pakicetus sp.

大きさ:約40cm(1/5)

材質:ファンド

アピールポイント+所感:パキケタスは歩くクジラとしてかなり初期の動物です。分厚い唇と大きな鼻をつけたためか、よく見るパキケタスの復元画よりやや顔が長細くなってしまいました。アクリル絵の具も大量に塗ったため、細かな造形もなくなってしまいました。またチャレンジしなければいけない動物です。
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by tf-paleo | 2009-06-01 09:09 | 絶滅哺乳類大会

新村龍也「アンブロケタス」

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作品の名称:アンブロケタス

生物の学名:Ambulocetus sp.

大きさ:約40cm(1/10)

材質:ファンド

アピールポイント+所感:アンブロケタスを造るのはこれで2つ目です。前回は耳(耳介)をつけずに、そして細かく毛を造形したので、全体的にのっぺりしたものになってしまいました。今回はそれらの反省点を活かし、耳をつけ、毛も大きめに表現しましたが、遊泳姿勢のためか全体的にあまりメリハリがないかなと反省しています。また、模型のように親指を内側に(回内)出来たかも微妙だなと模型制作後に思うようになりました。問題点の多い作品となってしまいましたが、復元模型作製の難しさを改めて感じる良い機会となりました。
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by tf-paleo | 2009-06-01 09:08 | 絶滅哺乳類大会

新村龍也「バシロサウルス」

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作品の名称:バシロサウルス

生物の学名:Basilosaurus sp.

大きさ:約60cm(1/30)

材質:ファンド

アピールポイント+所感:このバシロサウルスは、私がはじめて塗装にエアブラシを使った作品です。なかなか思い通りに塗料を噴射させることが出来ず、修正に修正を重ねた結果こんな模様になりました。かなり現生のクジラに形が似ているので、古生物の復元模型として面白くないものになってしまったかなと思っています。もっと大胆なポーズや塗装にすべきだったかもしれません。唯一クリッとした眼にすることが出来たのがアピールポイントでしょうか(実際はこんなにクリッとしてなかったでしょうけど)。
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by tf-paleo | 2009-06-01 09:07 | 絶滅哺乳類大会

田辺高憲「レプティクティディウム」

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作品の名称:レプティクティディウム
生物の学名:Leptictidium sp.
大きさ:約16cm
材質:スーパースカルピー
アピールポイント:長いしっぽに短い前肢がチャームポイント
のレプティクティディウムです。
カンガルーやトビネズミを連想してピョンピョン跳ね回ってい
たというイメージを持ちますが実際には恐竜よろしく二本足で
走り回っていたようです。

図鑑に載ってた絵がアフターマンっぽくて素敵というしょうも
ない動機で造り始めたので鼻先やら耳やら相当嘘っぽいですが
そのB級感も味わいがあっていいのでしょうかなどど適当なこ
とを言ってみます。

写真は野外で撮ったんですが、実際の大きさは60センチくら
いの生物なので全然スケールがあってないわけですがその辺も
雰囲気重視で。
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by tf-paleo | 2009-06-01 09:06 | 絶滅哺乳類大会

アクアプラント・守亜「ノタルクトゥス二態」

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作品名:ノタルクトゥス 二態

学名:Notharctus sp.

大きさ:高さ20cm、体長12cm

素材:レジンキャスト(原型はファンド)

初期の原猿類の仲間、アダビス下目に属するノタルクトゥスを制作しました。
「太陽と月」を基本コンセプトに、現生原猿の色を参考にして昼行性タイプと夜行性タイプに塗り分けてあります。
現生原猿類では昼行性と夜行性でカラーリングに特徴があり、簡単に言えば昼行性はより装飾的に、夜行性はより機能的に感じる色味だと思います。そんなこともあってかよく見かけるノタルクトゥスの復元はどちらかというと昼行性の現生原猿の色味を参考にしたものが多いように感じました。それに対する「じゃあ、夜行性的なノタルクトゥスの復元があってもいいんじゃないの?」というのが全ての始まりです。
というか単に私が夜行性で樹上棲の生き物が好きというだけの話だったりもします。
なぜならそれは、夜行性で樹上棲の生き物は妖怪だからです。
夜の森、頭上からの声や木々を渡ってゆく音、音はしなくてもその「なにかいる」という気配、いや気配さえなく忍び来る存在。妖怪的というよりもそもそもそれが妖怪だったように思うのです。
ですので今回は妖怪を作るモチベーションを上げるために、故意で指向的に、「ノサルクトゥスは夜行性であった」という根拠を集めてから制作に取り掛かりました。
その前に一応数冊の本とネットを確認しましたが、夜行性かどうかは分かりませんでした。さらに詳しく調べて夜行性ではなかった場合、私ががっかりしてしまうので深追いするのはやめました。
以下は私の創作意欲を上げるために一役買わされた現生原猿類の特徴をいくつか挙げてみます。

・鼻の先が湿っていて嗅覚が発達していること。
・夜行性動物で特に発達している網膜の裏の反射膜を持っているということ。
・昼行性原猿の全てが真猿類のいないマダガスカル島にしかいないということ。(逆に真猿類のほとんどが昼行性)

など、説得力がありそうなものを挙げてみましたが、もちろんこれがノタルクトゥスが夜行性だったという証拠にはならないわけですから、これを真に受けてどこかで吹聴することのないようにしてくださいね。
私はただ妖怪「のたるく足子」を作りたかっただけなのですから・・・
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by tf-paleo | 2009-06-01 09:06 | 絶滅哺乳類大会