古生物復元模型大会ブログ。ロゴイラスト(ダンクレオステウス)は守亜和由紀さんによるものです。
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TF古生物模型展示室とは
ここは、
「恐竜模型展示室」主催・ふらぎと
「AEG自然史博物館」主催藤森英二による
古生物立体復元模型の展示室です。
基本的に不定期に行われる統一テーマのもと、皆様からお送り頂いた復元模型を紹介しています。

尚、公共性の高い内容であるため、本ブログの主旨にそぐわない内容や、他人への中傷ととれるコメントは警告なしに削除いたしますので、ご理解下さい。

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カテゴリ:ペルム紀大会( 15 )

徳川広和「エリオプス」

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作品名 エリオプス&コンコポマ
生物の学名 Eryops megacephalus、 Conchopoma gadiforme
大きさ 縮尺 1/10
     エリオプス 約20cm
     コンコポマ 約5cm
材質 ファンド(石粉粘土)
アピールポイント  エリオプスというと水辺に寝そべっている姿での復元図・模型がほとんどなので、躍動的なエリオプスを狙ってみました。が、あのダグラス・ヘンダーソンもそういうコンセプトの復元画を描いていてがっかり。狙われてる肺魚・コンコポマに関しては、簡単な骨格図一枚しか見つからず、現生肺魚・ネオケラトドゥスを参考にした部分が多いので、復元としてはかなり頼りないですね。
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by tf-paleo | 2008-02-13 22:05 | ペルム紀大会

徳川広和「イノストランケビア」

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作品 イノストランケビア
学名 Inostrancevia alezandri
大きさ 約30cm  縮尺約1/10
材質 ファンド(石粉粘土)
アピールポイント ディメトロドンと並ぶ、ペルム紀を代表する大型捕食動物と言っていいでしょう。全身のバランスが判る資料が無く困っていた所、昨年(07年)、アメリカ・テキサスで開催されたSVP(古脊椎動物学会)に参加した折に、早稲田大学・平山廉先生から資料を頂き、それを元に造形出来ました。体毛の表現に関しては、大型、といっても良いサイズの動物なので、体毛無しで造形しています。新村さんが、イノストランケビアと同じゴルゴノプス科のリカエノプスを体毛有りで造形されているので、大会的にはバランスが良かったかな、と。
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by tf-paleo | 2008-02-13 22:03 | ペルム紀大会

徳川広和 「コティロリンクス」

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作品 コティロリンクス
大きさ 約40cm 縮尺1/10
材質 ファンド(石粉粘土)
アピールポイント ペルム紀最大級の草食動物で、太い胴体に不釣合いなほど小さい頭部と、造型意欲を沸き立てるネタにも関わらず、全身骨格の資料が少なく造型出来なかった動物。07年、オクラホマ・サムノーブル自然史博物館で全身立体組立骨格と対面。画像を撮りまくって、それを資料に製作出来ました。歩き方はコモドドラゴンを参考にしていますが、何せ大きさも重さもコモドドラゴンに比べればずっと上なので、もっと鈍重そうな歩き方にしたほうが雰囲気があったかも知れません。

追記: 日本語版ウィキペディアのコティロリンクスの項では、この動物が上顎にしか歯がない、と説明されています。英語版ウィキペディアに同様の説明があるので、それの翻訳を思われます。ですが、ネット上には下顎にも歯がある頭骨図がありますし(研究者による記事に引用されていますし、その記事がウィキペディアからリンクされています)、書籍・論文にも同様の図版があります。また、私が標本を見たときも歯はありました。下顎に歯がない、とする説明の根拠は不明です。
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by tf-paleo | 2008-02-13 22:01 | ペルム紀大会

徳川広和 「エステメノスクス」

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作品名 エステメノスクス
学名  Estemmenosuchus mirabilis
大きさ 30cm 縮尺1/10
材質 ファンド(石粉粘土)
アピールポイント これも以前造った作品です。派手な頭が目立ちますが、一方胴体はきわめてシンプルなので、微妙な体格やバランスでの「らしさ」の表現が難しい動物です。ここらへん、造形していて、角竜と似ている感覚があります。
 体表ディテールは、「爬虫類以上 ほ乳類未満」な感じを目指しました。よりほ乳類に近い復元の藤森さんの作品との違いが面白いです。
 しかし、ディメトロドンはともかく、エステメノスクスが被る大会って(笑)。
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by tf-paleo | 2008-02-13 22:00 | ペルム紀大会

徳川広和 「ディメトロドン&カコプス」

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作品名 ディメトロドン&カコプス
学名 Dimetrodon(種小名 ?) Cacops aspidephorus
大きさ ディメトロドン 19cm    カコプス 5cm
    縮尺1/15
材質 スカルピーで制作、レジンで複製したものを組み立て
アピールポイント 以前に造り、また複製キットをイベント等で販売している作品です。せっかくのペルム紀大会なので、こちらでも紹介させて頂きます。ディメトロドンの造形作品は、比較的ポーズが大人しめの物が多いので、獲物を追いかける躍動感のあるポーズで造形しました。と言いつつ、実はカコプスがこの作品のメイン。不器用かつ必死に逃げている、でも無表情、というちょっとマヌケにも見える姿の再現が目標の一つ。実際にカコプスを評価して下さる方、気に入ってくれる方が多いです。
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by tf-paleo | 2008-02-13 21:59 | ペルム紀大会

タイラー・ケイラー「サハラステガ」

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作品名 サハラステガ・モレディエンシス
学名 Saharastega moradiensis
大きさ 17.8cm 縮尺1/8.5
材質 スカルピー3

今回私が制作した「サハラステガ・モラディエンシス」は、ペルム紀に生きていた、テムノスポンディルス類の両生類です。化石は、ニジェールで見つかっています。模型は全長17.8cm、スケールは1/8.5になります。

ちょうど、Chris Sidor(サハラステガの主要研究者の一人)に、1/1スケール(等身大)サハラステガの頭部復元を依頼されていたので、そちらの作業と同時進行で、こちらの復元模型も制作することにしました。(この等身大頭部復元模型は、ワシントン大学のBurke博物館、及び、ニジェールのNiameyにある博物館に展示される予定です)

Chrisによると、どうやらサハラステガが生きていた当時の環境は、非常に乾燥していて、水分はかなり限られていたそうです。そのため、サハラステガの皮膚が、滑らかで湿った(カエルのような)皮膚だったとは考え難く、より爬虫類のような乾燥して、ゴツゴツした皮膚だった可能性が高いと思われます。もしかしたら、何らかの、ヨロイ状の構造が発達していたかもしれません。色は、Chrisとも相談した結果、現生のトード(ヒキガエル)風で行くことに決めました。

実はこのサハラステガ、頭骨以外の化石は全く見つかっていないので、体に関しては、同じ両生類のエリオプスや、ペルトバトラクスを参考にして作ってみました。

それにしても、(等身大ではない)スケールモデルを作るのは実に7年ぶりだったんですが、久しぶりにやってみて、ホント楽しかったです。ただ、スカルピー3をつかったのは大失敗。今回の造形には向いてなかったらしく、お陰で、かなり苦労させられました。次に作る時には、たぶん使わないと思います。

機会があれば、これからも、どんどんスケールモデルには挑戦してみたいですね。
自分の腕を磨くためにも、もっともっと時間が欲しいところです。



サハラステガについて、さらに知りたい方はこちらをどうぞ:
・論文
Ross Damiani, Christian A. Sidor, Sebastion Steyer, Roger H.M. Smith, Hana G. E. Larsson, Abdoulaya Maga, and Oumarou Ide. 2006. THE VERTEBRATE FAUNA OF THE UPPER PERMIAN OF NIGER. V. THE PRIMITIVE TEMNOSPONDYL SAHARASTEGA MORADIENSIS. Journal of Vertebrate Paleontology. 26(3): 559-572.

ウェブサイト
                                          

 (英文翻訳 SHAGGY)
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by tf-paleo | 2008-02-13 19:36 | ペルム紀大会

久正人「プリオノスクス」

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プリオノスクスです
大きさは鼻先から底辺まで20センチぐらい
材質はファンドです
健康な男子なら「史上最大の両生類」という言葉に興奮を隠しきれないと思います
湖底の泥から飛び出したというシチュエーションで、「凱旋門の下から現れた地
底怪獣」っぽさを意識しました
鼻から背中にかけてのボツボツはアロンアルファゼリー状をポツポツ置いて作り
ました
オムライスにケチャップをポツポツやって「ガマクジラー!」とか言ってた子供
時代を思い出しました
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by tf-paleo | 2008-02-13 19:01 | ペルム紀大会

新村龍也「モスコプス」

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作品の名称:やや威嚇しているモスコプス
生物の学名:Moschops sp.
大きさ:約16cm×約8cm×約7cm(長さ×横幅×高さ)
材質:fando
アピールポイント:この作品では皮膚にかなりの時間を割きました。歯は本来唇
に隠れて目立たなかったかもしれませんが、威嚇する時くらいは見せることも
あったろうと勝手に判断、またかっこいいかなと思って出してみました。
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by tf-paleo | 2008-02-13 18:59 | ペルム紀大会

新村龍也「リカエノプス」

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作品の名称:上から襲おう
生物の学名:Lycaenops sp.
大きさ:約12×約5×約9(縦×横×高さ・単位は)
材質:Fando
アピールポイント:巣穴から出てきた小動物を、ややジャンプしながら上から押
さえつけようとしているところをイメージして作ってみました。このアクティブ
なイメージにあわせて毛を生やし、哺乳類っぽくしました。
駄目だし:Lycaenopsは(写真で見る限り)頸肋骨が長いのでこんなに首が曲が
るかどうか。始めは毛の方向をあまり考えずに作っていたが、途中から下向きに
修正したため、毛の流れに一貫性がない。
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by tf-paleo | 2008-02-12 21:32 | ペルム紀大会

藤森英二「エステメノスクス」

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作品名 エステメノスクス
生物の学名 Estemmenosuchus mirabilis
大きさ 全長約20cm (1/15)
材 質 ファンド(石粉粘土)
 恐竜以前に栄えた、所謂「哺乳類型爬虫類」の一つです。奇妙極まりない頭部で、この類いとしてはメジャーな生き物(だと思います)。いつものようにファンドの盛り削りを繰り返し、アクリル絵の具の筆塗りで仕上げ。
 化石では皮膚に何らかの腺があったとのことなので、ウロコ表現はさけてみましたが、頭部の一部と突起は角質化していたと想定しています。這って歩く爬虫類とも直立する哺乳類とも違う姿勢を目指してみました。
 しかし、模型としてはとても地味ですねぇ。
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by tf-paleo | 2008-02-12 21:24 | ペルム紀大会