古生物復元模型大会ブログ。ロゴイラスト(ダンクレオステウス)は守亜和由紀さんによるものです。
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徳川広和「アミノドン」

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作品名 アミノドン
学名 Amynodon sp.
大きさ 約30cm
材質 ファンド(石粉粘土)


北海道の沼田町化石館の展示用復元模型として製作したものです。
アミノドン科は原始的なサイの仲間なのですが、図鑑や資料などでアミノドン科の代表として紹介されるのはアミノドンではなく、アミノドン科の中でも進化した形態を持つメタミノドン。様々な特徴から半水生の動物として表現される事が多いです。それもあって、アミノドン全体も半水生とされる事が多いようなのですが、今回の模型製作にあたり集めた資料から判断するに、アミノドンがメタミノドンに比べ四肢が長い事、また頭骨の形状もかなり違う事、アミノドンがアミノドン科の中でも原始的とされている事から、半水生の特徴とされるずんぐりとしたプロポーションでなく、アミノドン科に近いバクを参考に復元にしました。
記述によっては、沼田で見つかった標本をAmynodon watanabeiとしている物もあり、それもあえてアミノドン属としての復元に拘った理由でもあります。ただし、メタミノドンとのプロポーションの差異に関しては、私の個人的な考えでもあり、また根拠となる論文に当たれた訳でもなく、さらに沼田産の標本も下顎の一部のみである事から、この復元の方向性はあくまで可能性の一つなのです。
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by tf-paleo | 2009-06-01 00:39 | 絶滅哺乳類大会
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